4stとは違った楽しみ方が出来る2stは貴重車になってきています
その中でも、125ccとセカンドバイクにもピッタリな排気量で
楽しめるオフロードバイクは素敵な相棒になる事間違いなし!
125ccオフロードで2stをなぜオススメするのか
125ccと言う小型な排気量ですと、どうしてもパワー不足な場面があります
そこで、2stの125ccをお勧めしたい理由があります
まず、4stに比べてパワーバンドに入った時の加速感は2stの醍醐味です
これは同じ排気量の4stには体感できないと断言しても問題ありません
さらに、2stはエンジンに使う部品が少なく軽く作られているので、高出力+軽さを伴うのです。
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デメリットもあります。
先ほど話したパワーの話です。
4stの方が、トルクが強い=発進でのパワーがあると言う事
2stでも半クラ当てて発信すれば幾分はいいのですが、
パワーバンドまで回さないと爆発的な加速はしてくれません
かと言って街中をサーキットで走る訳でもないはずなので、十分楽しめるバイクなのでご安心ください
2ストの方がメンテナンスを覚えやすい
4ストに比べてエンジンの設計は簡易的です。
カムチェーンもなければバルブも2ストにはありません
なので、初めてバイクを覚えるには適してると思います
他にも、4ストだとオイル交換はドレインボルトからオイルを抜いて、二回に一回はオイルフィルターの交換などをする車種が多いです
しかし、2ストだとオイルが減ったら上からつぎ足すだけです
2stの125ccおすすめ車体
125ccオフロードと言う事で、オフロード走行も出来て
さらに、2stの車種をピックアップしました
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MTX125
1982年ATAC(自動調整トルク増幅 排気システム)を搭載したフルサイズオフロードバイクとして登場したMTX125
スペック
水冷2サイクル単気筒エンジン
18ps/7500rpm
車体重量109kg
タンク容量9L
6速MT
125ccオフロードに道を作ったバイク
1982年と今回紹介する中では一番古い車両です
しかし、このMTX125無くしてこういった形状のオフロードバイクは存在していませんでした
いち早くモノサスペンションを取り入れて
なので、今でも現存する125ccオフロードの道を開いてくれたバイクなんですよね
古いからこそチャンバーの出口がまっすぐなので
煙がよく見えます、ただoilも真っすぐ飛ぶのでここも良し悪しです。
このMTX125を最後にホンダでは2stオフロード125cc最後になりました
どうしても古さは否めない
発売されたから時間は経ってしまっています。
しかし、まだ新品パーツも出たりするので、
お付き合いしていけますが、どの段階で、無くなるかは明確に部分はわかりません
なので、バイクを整備しながら向き合える人ならオススメかもしれませんね
DT125R
1985年先代のDT125からフルモデルチェンジ車両として誕生したDT125R
スペック
水冷2stクランクケースリードバルブ単気筒エンジン
22ps/9000rpm
車両重量123㎏
燃料タンク10L
6速MT
2stモデルで、ここまで振動がないのは素晴らしい
当時ヤマハの最新技術であるYPVSやYEISを採用し外見はDT200と同じと125ccで大柄なバイクとして誕生しました
そして、1991年のマイナーチェンジによってとことん煮詰められて誕生したのが、今回オススメしているモデルです
DTシリーズの人気どころと言えば、DT125RとDT230ランツァです
この両モデルは2stモデルの中でも燃費の良さは素晴らしいのです
その理由は、振動も少なくなるほどにエンジン設計を煮詰めてあるからです。
輸出ばかりで値段が高騰。
DT125Rはタフな事で、中古バイクでも輸出が盛んな時に
プレミアム価格で売買される事で、どんどんと日本から姿を消してしまったバイクです。
希少になり現在も値段が高騰して、すごく残念でならない車体です。
TS125R
1989年同社から発売されていたRA125のフルモデルチェンジ車両として誕生したのがTS125R
水冷2サイクル単気筒エンジン
22ps/9500rpm
車両重量111㎏
燃料タンク9L
6速MT
デジタル点火にAETCIIなど最新技術を採用した2スト単気筒搭載のオフローダー。
RMレプリカモデルと呼ばれる実態
スズキからモトクロスの競技車両として発売されいる
RM125のレプリカモデルと言える位置づけに納得できる装備類
22psと十分なパワーに後期モデルは
倒立フォークが採用されフレームの剛性も十分なスペックです
TS200Rと同じボディサイズで、エンジンを積み変えれるので、容易に行ってる人がいるので、十分に気を付けてくださいね
TS125R 自爆装置
TS125Rで、検索すればヒットするこの自爆装置や時限爆弾と呼ばれてしまう
スズキの排気デバイスシステムSAECは元から大きな問題を抱えています。
すごい簡単に言うと、排気バルブヘッドの中にガスやカーボン水分などが
溜まりエンジンの熱でぐつぐつと煮込んで、
そのまま冷却し固着してしまうダメダメな部分が存在します。
なので、オークションなどで買う時には絶対に現社確認が必要です。
もっと言うなら一度乗れる状況である事が、前提とも言えますので、注意してくださいね
KDX125
1991年KX125をベースにした行動モトクロス車として誕生したKDX125SR
水冷2サイクル単気筒エンジン
22ps/9500rpm
車両重量104㎏
タンク容量9L
6速MT
KDX125srはフレームを見て
KDX125のフレームは丸パイプではなく、角断面パイプと言う物メインフレームを設計されています
簡易的な説明をすると丸で衝撃を受けるより、角面で衝撃をうける方が強いと言う事
さらに、KDX220SRとKDX125SRのフレームは共通です
逆を言うなら220ccにも対応できるフレームの持ち主と言う事なのです
ブレーキの弱さ
オフロードではブレーキに不満も感じないのですが、
一般道で走ってる時にブレーキがもう少し効けばと思う部分があります
制動力をあげるにはキャリパーの変更がオススメですので
独自でキャリパーサポートを作るか、同社から発売されていたKX85キャリパーの流用でカッチリします
しかし、接地面がずれてしまうので、間違いないとも言えません。
また、オンロードをメインに考えてる方にはホイールを前後17インチ化(Dトラッカー流用)して止まりやすくするのもオススメですね
おまけ
2st125ccオフロード車の魅力は伝わりましたか?
現在では、2stのバイクに乗った事がないほどに貴重になってきてしまっています。
4stとはまた違う楽しめるバイクなので、ぜひとも一度乗ってみてくださいね
コメント
モノサスを一早く取り入れたのはヤマハのDTだったと思います。
1977年にDT125.250にモノクロスサスペンションが装着されていたようです。