スコッチグレインを7年履いた経年変化【評価・レビュー】【メンテナンス】

スコッチグレインを7年履いた経年変化【評価・レビュー】【メンテナンス】

スコッチグレインを7年履いた結果の評価・レビュー及びメンテナンス方法のご紹介をします。

スコッチグレイン7年選手

こちらが7年間履き続けたスコッチグレインです。御殿場のセール品で2万円近くで購入したものです。

皺が少し深く入りすぎていますが、アッパーが破けることはなく、靴裏の浸水もないため、まだまだ履けます。

7年間のメンテナンス

シューキーパー/シューツリー

最初の数年は、スコッチグレイン専用のプラスチック製シューキーパーを利用していましたが、所有する靴の数が少なかったので、少しでも湿気を吸収してくれるよう、木製のシューキーパー、MARKEN(マーケン)に変更しました。

こちらは、ネットでも購入可能ですし、ABCマートでも購入可能です。

1年目メンテナンス

最初の1年間は、靴のメンテナンスグッズをほとんど持っていなかったので、メンテナンスはほとんどしておりませんでした。

2年目、3年目メンテナンス

2年目、3年目は、月1回サフィールの黒クリームによる栄養補給・色入れとM.MOWBRAY(モゥブレィ)の豚毛ブラシによるブラッシングを行いました。1年目は埃を被った状態でも会社に履いて出社してしていましたが、この年からは月1回は靴のメンテナンスをするようになりました。また、ポリッシュワックスを使用して、トゥを鏡面磨きして遊ぶこともありました。

4年目~7年目メンテナンス

4年目~7年目は、サフィールの黒クリームと豚毛ブラシによるブラッシングは継続し、履くたびの1日の終わりににM.MOWBRAY(モゥブレィ)の馬毛ブラシによるブラッシングと、月1回のメンテナンス時と履く前に靴磨きクロスによる簡単なポリッシュを行うようになりました。

メンテナンスまとめ

最終的に行っているメンテナンスは以下の通りです。

  • 月1回:黒クリームによる補色
  • 月1回:豚毛ブラシによるブラッシング
  • 月1回:靴磨きクロスによるポリッシュ
  • 毎回(履くたび):馬毛ブラシによるブラッシング
  • 毎回(履く前):靴磨きクロスによるポリッシュ

スコッチグレインを7年履いてみて再評価

◎:縫いつけが丁寧、そしてダブルステッチ

アッパー部分と靴のなかの革と革のつなぎの縫いつけが非常に丁寧です。
ユニオンインペリアル、ジャランスリワヤなどと比べて一番ほつれるのが遅かったです。
(結果的にほつれてはしまうものです。)
おそらくほつれづらいのは縫い付け部分がダブルステッチになっているからだと思います。
同価格帯の革靴でダブルステッチは見当たらなかったので、スコッチグレイン特有の良いところだと思います。

◎ タンの片側が縫い付けてあるため履きやすい

これは片側が縫い付けてあるだけで大分履きやすさが変わってきます。
縫い付けていない場合は、足先にタンが巻き込まれていってしまい、皺だらけになることもあります。
これはメイドインジャパン系の革靴は大抵片側が縫い付けてあるのですが、ジャランスリワヤなどの海外製の革靴が縫い付けていないため、履きづらく感じています。

△:腰周りがやぶけるのは仕様なのか!?

これに関しては靴が原因かわかっておりません。
この原因は、私の使用しているシューツリーが原因か、サイズが合っていないのか、寿命なのかわかっていませんが、他に比べてなぜか腰周りだけ擦り切れてしまいます。
同じような経験をしている方がいらっしゃいましたら、教えてください。おそらく、ABCマートで購入したMARKENのシューキーパーが原因ではないかと思っています。

△:国産カーフ(アッパー)の品質がいまいち物足りない

路面店で3万円近くで販売されているものや、アウトレットで2万円近くで購入できるもののアッパーは大抵国産カーフです。
この国産カーフがキメの細かさがまあまあ良く、とても良いのですが、私には今ひとつな印象を持ってしまいます。
履き皺が左右対称に入るのですが、入り方が荒く、深い皺が入ってしまいます。
初心者には十分お勧めできますが、やはり革靴好きはアウトレットの匠シリーズ以上を購入することをお勧めします。

左が匠シリーズ、右が国産カーフのものです。

使用回数は右の方が半年ほど長いですが、左の匠シリーズの方がキメが細かく、品のある輝きだと思います。

後日比較結果をアップします。

×:シューレースのバリエーションが少ない

シューレースのバリエーションを増やし、モデルに合わせて選定して欲しいです。
自分で変えればよい話なのですが、実際シューレースが蝋引きか否かで靴自体の高級感が大分違います。
シューレースの色も基本的には黒でよいですが、ソールとアッパーの中間色するのも良いと思います。
また、ロングノーズモデルでしたら、丸紐ではなく平紐の方がよりスタイリッシュに見えます。
スコッチグレインは他ブランドの靴に比べてシューレースの選択肢が少ないです。
もっとバリエーションを増やし、その靴に合ったシューレースで飾ってほしいです。

◎:匠ジャパンのアフターケアが最高

匠ジャパンのアフターケアが本当に高品質でお手頃価格で助かります。オールソールの交換で「¥10,500~\13,500」という安さです。
このクオリティはどこのブランドも真似できていないので、同じものを長く愛用したい人はスコッチグレインがお勧めです。

今回ご紹介しているスコッチグレインも1度オールソール交換を行っています。

◎:ソールのバリエーションが多い

ソールのバリエーションが15種類もあるのはスコッチグレイン特有だと思います。
また、中でもハイテクソール(レザーソールとラバーソールの融合)を用意しているブランドは数少ないです。
購入時に通常のラバーソールでも、オールソール交換時に好きなソールが選べるところがうれしいです。
しかも、オールソール交換が一般的なオールソール交換と比べてとても安いので、オールソール交換が楽しみになります。

参考までにオールソール交換可能なソールの種類と価格は以下の通りです。
・トップゴム・レザーソール(シングルソール):¥12,000+税
・トップゴム・レザーソール(ダブルソール) :¥13,500+税
・ノンスリップ・レザーソール:¥12,000+税
・スリーポイント・レザーソール:¥13,500+税
・テクノソール:¥9,500+税
・SGソール:¥10,500+税
・グリッパーソール:¥11,500+税
・グリッパーテクノソール:¥10,500+税
・ファイバーグリップソール:¥11,500+税
・SGレッドソール:¥11,500+税
・アクトソール:¥10,500+税
・SGスポンジ(ライブリーソール):¥10,500+税
・レザーソール:¥11,500+税
・ギアソール:¥10,500+税
・クレープソール:¥10,500+税

出典「匠ジャパン

総合評価

90点(今のところコスパ最強)

日本で販売されている革靴でコストパフォーマンスにおいてスコッチグレインに敵う相手はおりません。
しかし、現在様々な海外産ブランドが革靴業界での売れ行きを伸ばしています。

セレクトショップでの取り扱いがうなぎのぼりで増加している「ジャランスリワヤ」(インドネシア産)
300年以上続く向上で生産されるグッドイヤーウェルト製法の「Berwick」(スペイン産)
生産拠点を中国に移譲しつつある「REGAL」(日本・中国産)
新進気鋭のコスパ最強ブランド「RayMar」(中国産)

上記ブランドとどのように争っていくのか見ものです。
また、これからTPPで関税撤廃された場合、海外の革製品が非常に安く手に入るようになります。
そうすると、国産革靴ブランドは窮地に立たされると思います。

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