ジャランスリワヤを3年履いた経年変化【レビュー・評価】【メンテナンス方法】

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ジャランスリワヤを3年間履いたので、経年変化のレビュー・評価、メンテナンス方法をご紹介します。

本サイトでは、3万円以内で購入可能なコスパ最強革靴をたくさんご紹介しています。
その中でも、ジャランスリワヤとスコッチグレインはトップクラスのコスパを誇っており、何回か取り上げておりました。
私個人としてもジャランスリワヤの靴を4足ほど購入し、下は1年目から上は4年目となっています。

※右上が3年履いた(4年目)ジャランスリワヤ、その隣のエンジ色が1年目のジャランスリワヤ、その隣が3年目、その他はスコッチグレイン

ジャランスリワヤ3年選手

深い皺も入らず、トゥも綺麗です。経年変化している様子はみられません。

1万円以下の革靴の場合は、3年履くとアッパーが割れたり、ソールが浸水したりして寿命になってしまうことが多いですが、このジャランスリワヤはまだまだ現役でやっていけています。オールソール交換もまだ1度も必要なく、そろそろヒールの張替えが必要なくらいです。

3年間のメンテナンス

3年間のメンテナンス方法は以下の通りです。

  • 毎回(履くたび):馬毛ブラシによるブラッシング
  • 毎回(履く前):靴磨きクロスによるポリッシュ
  • 月1回:黒クリームによる補色
  • 月1回:豚毛ブラシによるブラッシング
  • 月1回:靴磨きクロスによるポリッシュ
  • 半年1回:ステインリムーバーによる掃除

基本的にトゥのポリッシュは行わないため、ワックスを使用しません。また、鏡面磨きも行いません。

栄養はクリームによる補色のみで、毎回リムーバーで古いクリームを落とすことはしていません。リムーバーによる掃除は半年に1回もしくは、ひどく汚れたときのみです。

靴磨きグッズをお持ちでない方は、以下のような靴磨きセットがおすすめです。セットを購入の際は、黒クリーム、無色クリーム、豚毛ブラシ、馬毛ブラシ、靴磨きクロス、リムーバーが全て入っているセットがおすすめです。


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ジャランスリワヤを3年履いてみて再評価

アッパーの革質はやはり最高:◎

アッパーの皺の入り方がとても良かったです。
左右で差異がある場合もございますが、革質が良いので、深い皺が入ることがありません。
3万円前後でこの最高クラスの革質を味わえるのは本当に素晴らしいコストパフォーマンスだと思いました。
スコッチグレインですと、OUTLETの匠シリーズと同等レベルの革質だと思うので、本当にコスパが高いです。

シューレースが太くて野暮ったい:△

シューレースが太く、野暮ったく見えてしまう感じがしました。
これはすぐに別のシューレースに変えたので問題なかったですが、
スタイリッシュなモデルもあるので、その場合は細めのシューレースや平紐が合うと思います。
私は以下、紗乃織靴紐に変更しました。


紗乃織靴紐(さのはたくつひも)編紐蝋平 ロウ引きヒラ (約3mm)(ブラック 80cm)

このシューレースに変えるだけで靴の印象が大分変わりました。(高そうに見えます。)
また、蝋引きされているので、絶対にほどけません。
ジャランスリワヤ以外の靴も、ロングノーズモデルやホールカットモデルはこちらの靴紐に変更しています。

ソールの返りが良く歩きやすい:○

レザーソールの場合に限りますが、ソールの返りが良いため、非常に歩きやすかったです。
ラバーソールのダイナイトソールの場合は、普通にそれなりの歩きやすさでした。

タンを縫い付けていないため履きづらい:×

タンとはシューレース(靴紐)下のレザー部分です。タンの左右が縫い付けられていないため、足を入れたときにタンが足先に潜り込んでしまったり、片側にずれてしまうことが多くあります。スコッチグレインの場合は、片側を縫い付けてくれているためそのようなことが発生せず、非常に履きやすいです。スコッチグレインのこのような一手間がメイドインジャパンクオリティなのだと思います。

また、上記画像の通り、外側はメンテナンスをしているため綺麗ですが、靴の内側は3年履いた経年変化がしっかり出ています。見た目の色が濃くなっているだけでなく、アッパーレザーが足の形にいい感じに伸びていて、最初の頃より大分履きやすくなっています。

インソールのクッション性が良い:◎

※画像はユナイテッドアローズ別注モデル

ジャランスリワヤの踵部分のインソールは他に比べて沈みやすく、サイズ選びを注意しなければならないとよく言われています。
しかし、この沈みやすくクッション性の高いインソールが足の疲れを軽減してくれます。3年経過してもその高いクッション性が保たれたままです。1年くらいで沈んでしまいぺちゃんこになると思っていたので、これは予想外の高評価です。

脱いだ際に見える部分の劣化が少ないのもとても良いです。居酒屋などで靴を脱ぐと、かかとの部分のインソールが見えてしまうので、ここが汚いと恥ずかしいですが、ジャランスリワヤは、この部分の劣化が他に比べて遅いように見えます。

また、上記画像の通り足を入れる部分が広がってしまっています。これは靴を脱ぐ際、履く際に靴紐をほどかず、無理やり行っているからです。靴の脱ぎ、履きの際は必ず靴紐を結び直す大切さを再確認しました。

インソールの沈み込みが良い:◎

ソール全体が足の形に沈み込んでいて、自分の足型のインソールを入れているような感覚です。ジャランスリワヤは、ハンドソーン・ウェルテッド製法で作られているため、ソール内部にコルクが仕込んであります。そのコルクが3年履いているうちに自分の足型通りに沈み込んでいったため、1年目とは比較にならない履き心地の良さです。

ソールの耐久性がイマイチ:△

アウトソールの前後のつなぎ目が接着が甘かったようで割れました。1年以内には割れていました。
ジャランスリワヤ最大のチャームポイントでもある、ソールに不具合が出てしまったのは残念です。
ジャランスリワヤ独特の分厚いアウトソールは、コバが立体的で半カラス仕様となっており、とても素敵です。
履き始めてすぐくらいに、ソールの横からもしっかりと見えるくらいに上下で割れてしまいました。
ソールが割れてしまうのは、個体差で良くないものを掴んでしまったと思っておりましたが、所有しているもう一つのジャランスリワヤも上下に割れてしまいました。そのため、このレザーソールの作り自体の耐久性に問題があるようです。ダイナイトソール(ラバーソール)のジャランスリワヤはもちろん割れることなく、3年以上履き続けています。

ちなみに、このソールの割れに関しては、修理業者に持ち込んでも修理は出来ませんでした。一度接着剤で無理やり閉じることは出来ましたが、すぐに割れました。また、接着剤でくっつけてしまうと、オールソール交換時に使用するウェルトが傷みます。ウェルトが傷んでしまうと、通常のオールソール交換ができなくなり、リウェルトという修理が追加で必うようになります
リウェルトは1万円以上かかってしまいますし、靴本体にも負担が大きいため、あまりお勧めできません。そのため、もし同じようにソールが上下に割れてしまった場合は、なるべく早くオールソール交換することをお勧めします。
また、オールソール交換をしないで履き続けた場合のデメリットを次に記載します。

ソール内のコルクの劣化が早い:△

ソールが割れたことによる影響として、ソール内のコルクに水分が入ってしまい、劣化します。私の靴はコルクに水分が入り、コルクが分解してしまいました。
履いて数十分でソールのウェルト付近にコルクの粉塵が溜まります。朝磨いて家を出ても、会社に着くころには、靴のふちに砂ぼこりが溜まっているような状態になります。

アフターケアの価格が高すぎる:×

オリジナルのオールソール交換が非常に高価です。(2018年8月時点)

・ダイナイトソール:¥20,520
・レザーソール  :¥22,680

公式HPより

「すぐに壊れた」⇒「修理が高い」というダブルパンチであったこともあり、正直残念な気持ちになりました。
スコッチグレインの場合は、高くても1万2千円ですので、大体半額です。
ジャランスリワヤは特徴的なオリジナルソールであることもあり、出来れば、町の修理屋さんではなく、
オリジナルで修理したいと思っていたこともあり、この価格はショックでした。
正直この価格であれば、最初からスコッチグレインを買えばよかったと思いました。

総合評価

  85点

正直ソールが早々に壊れたのは非常に残念です。
オールソール交換の値段が高いことについては、最初から町の修理屋さんで1万円で交換する前提で購入する分には問題ないと思いました。それ以上にアッパーの良さと履き心地の良さがあったと思います。
皆さんも上記を参考にして、ジャランスリワヤの購入の参考にしてみてください。

コメント

  1. 匿名 より:

    やたらコスパを連呼したり大袈裟に「最強」なんて書くやつが多いから
    こういう結果になる。

    煽るだけ煽ってブームが下火になったら批判する。
    本当にクズですね。あなたも含めて。

    コスパ最強コスパ最強鬱陶しいわ!!!!!!!!!

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