革靴(ビジネスシューズ)は靴底(ソール)が磨り減った場合、ソールを修理に出すべきか迷うと思います。
「ボロボロの靴を修理して履くくらいなら、いっそのこと新品を買った方がコスパが良い。」と考える人もいれば、
「ソールを交換して長く履いた方がコスパが良い。」と考える人もいます。
上記は好みの問題だとは思いますが、おすすめは修理をして長く履くことです。
理由は3つあります。
①長く履いた革靴こそ最も自分に合った歩きやすい靴
②コストパフォーマンスが高いため
③長年履いた靴を綺麗に大事に履いていることがかっこいい
3つを解説します。
長く履いた革靴こそ最も自分に合った歩きやすい靴
革製品全般にいえることですが、使えば使うほど経年変化して、自分の形に合ってきます。
新品の靴で靴擦れしていても、数ヶ月で靴擦れはなくなると思います。
それは履いていくうちに、自分の足の形に革が伸びていくからです。
また、品質の良い靴は、ソールにコルクが仕込まれています。
履いているうちにコルクが沈み込み、自分の足の形にフィットしていくのです。
人の足裏の形は様々ですので、たとえオーダーメイドであっても、自分の足裏にあったソールは作ることができません。
長年履いた靴以外に自分の足の形に合った靴は存在しないのです。
コストパフォーマンスが高いため
1万円の靴を1年ごとに購入すると、10年で10万円かかります。
3万円の靴を1年5千円メンテナンスに費やしたとしても、10年で8万円です。
上記試算では、10年で2万円もお得になります。
何でもいいからとにかく安く済ませたい!
という方は、安かろう悪かろうではないですが、1万円しない靴を履きつぶすのではなく、
品質の良い靴を長く履いたほうが絶対にお得です。
コストパフォーマンスを重視する方は、試してみてください。
長年履いた靴を綺麗に大事に履いていることがかっこいい
長年履いた靴は定期的にメンテナンスしていれば、経年変化していき新品では出せない独特の輝きを持つようになります。
革製品が好きな人にはたまらない、大切に扱ったことへの勲章のようなものです。
また、モノを大事にする人は他の人から見ても、誠実で仕事ができる人のようなイメージがあります。
仕事ができるかどうかは靴を見ればわかるというのは、長年履いた靴が輝いているのは、定期的なメンテナンスの賜物であり、
やるべきことを愚直に誠実に行っていることの現れであるからだと思います。
修理して長く履くならスコッチグレインがおすすめ
[スコッチグレイン] SCOTCH GRAIN 内羽根ストレートチップ 05T0126 B (ブラック/25.5)
スコッチグレインは、長く履くことを前提に作られており、全ての製品がグッドイヤーウェルト製法で作られています。そのため、全ての製品がオールソール交換可能です。
加えて、スコッチグレインはスコッチグレイン修理専門の会社を持っており、
格安でオリジナルの材料での修理を請け負ってくれます。
詳しくは以前スコッチグレインの修理についてまとめた記事がありますので、そちらを参照してください。
お勧めモデルは、この記事にまとめています。
リーガルの革靴は修理すべきか可能か確認が必要
出典:楽天「SHOES DEPO」
リーガルの革靴は豊富なラインナップがあり、修理に適している靴と新品に買いなおした方が良い靴があります。
そのため、購入前にどのように履いていくか決めておく必要があります。
修理か新品かの判断方法は、前回記事にまとめていますので、参考にしてみてください。
おすすめモデルは、この記事にまとめています。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
革靴の修理は好みの問題です。
しかし、私個人としては皆さんがエコの精神をもって
モノを大切にして、長く大事にモノを扱ってくれるようになってほしいと思っています。
「新しくこれを買った。」という話も素敵ですが、
「これ10年履いているけど、まだこんなに綺麗なんだ。」という話をたくさん聞けたらなと思います。
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