排ガス規制によってヤマハのロングセラーバイクであるセローやドラッグスターなどもラインナップされていますが、
その中でも長期に渡って発売されているSR400も終了してしまいます
今回はSR400にスポットをあててご紹介します
SR400
SR400は言わずと知れたヤマハのロングセラーバイクです
ヤマハのオフロードバイクXT500のエンジンをベースにショートストローク化し、ボアダウンして発売されました
そもそもが、SRが誕生したのは雑誌のエイプリルフール企画で、架空のバイクを掲載された事からユーザーが、本気に思って購入が殺到し
メーカーはそれを後追いする形で今のSRが誕生しています
実は、2008年にSR400は廃盤になっているんです
しかし、人気もありYAMAHAは再度復刻させていますので、
今回も悲観的なニュースと捉えずに平成28年の排ガス規制に間に合わないだけで、また復活するだろうと思えます
ここから歴代のSR400を振り返っていきましょう
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SR400 歴代モデル
今回は、限定モデルや大きな変化がないシリーズは抜いていますのでご了承ください
初代 SR400
1978年にSR500と一緒に発売されたのが、SR400の始まりです
スペック 空冷4サイクル単気筒SOHC2バルブ
27ps/7000rpm
現行のSRとはディスクローターの取り付け位置が違い、熱対策も行われていません
3型とは違い、キャリパーもワンポットです。
もう一点はグラブバーが付属されていない点が、初期型の特徴です
SR400 キャストホイール
1979年に発売されたSR400は、スポークホイールから7本(大八)キャストホイールに変更され
グラブバーやパワーレバーなど新たな装置をつけ進化したのが、このモデルからです
現在でもキャストホイールは人気があり、ワイズギアからも発売されていますね
SR400 ドラムブレーキ
1985年に中古車でも良く見かけるドラムブレーキ型のSR400が発売されます
当時としては異例の後退モデルチェンジと世をビックリさせました
200mmのドラムブレーキにフォークブーツを装着し、よりクラシックなラインを生み出したのがこのモデルからです
SR400 右ディスクブレーキ
画像は2003年製のSRです
2001年にクラシックな見た目のドラムブレーキからディスクブレーキに変更し2ポットキャリパーで制動力をアップさせました
それと同時に排ガス規制の強化をする為にエアインダクションシステムを導入
いま、一番見かけるのが、このシリーズのSR400だと思います
そして、2003年からイモビライザーを標準装備して防犯対策も格段に向上し、キャブはスロットルポジションセンター付きとなります
2008年に自動車排ガス規制強化に間に合わずして生産を終了したました
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SR400 FI
2010年のモデルに排ガス規制によってSR400をフューエルインジェクション化させ復活を遂げます
26ps/6500rpmと少しだけダウンしましたが、SRらしい乗り心地は健在です
この当時言われていたのが、キックが手で押せると言われるほどに軽くなった事でしょうか
私としてはかなり衝撃的でしたね。
2017 SR400
2017年SR400です
大きな変化は特にありません
しかし、歴代のSR400と比べていくとミラーやキャリパーが黒くなったり
マフラーガードなど外観の変更はされているのが、画像を見比べていくと感じとれますね
現行車の空力や計算しつくされている形状のバイクより
私が、好きなバイクは古臭い形をしたバイクです。
その中で、現行車でクラシックな形なのはSR400だと思います
今回が最後ではなくまた、復活を望む意味も込めてYAMAHAさんお願いします!
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